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(例5)
実用新案登録第2558075号
「巻きおしぼり製造装置」
本件は、無端ベルトと固定ベルトとの間で所定寸法長のシート材を挟持的に移送しつつ転動させてロール状の巻きを与えるおしぼり製造装置を提供するものです。
【請求項1】
製造装置(9)の内部に走行自在でかつ走行方向に傾斜するよう配設した無端ベルト(47)と、この無端ベルト(47)の移動面の上方に沿い所定間隔離間して対向的に配設した固定ベルト(51)とを備え、両ベルト(47,51)の間でシート材(15a)を挟持的に移送しつつ転動させてロール状の巻きを与えるおしぼり製造装置において、前記製造装置(9)の内部に、前面側から後面側に向かうに従い下り勾配となる一対のガイドレール(54,54)を幅方向に離間して対向的に配設し、前記ガイドレール(54,54)に摺動自在に載置されて製造装置(9)から取出し可能に収納される巻きおしぼり
製造部(43)に、前記無端ベルト(47)と固定ベルト(51)とを配設すると共に、該製造部(43)を製造装置(9)に収納した際に、無端ベルト(47)の傾斜方向が製造装置(9)の前面側から後面側に向かうに従い下り勾配となるよう位置決めされ、前記巻きおしぼり製造部(43)に回転自在に配設されて無端ベルト(47)が巻掛けられる後面側のローラ(46)に一体回転可能に配設した歯車(57)が、該製造部(43)を製造装置(9)の内部に収納した際に噛合する歯車(56)を備えたモータ(55)を該製造装置(9)に配設し、前記モータ(55)を駆動することにより、前記無端ベル
ト(47)は前記固定ベルト(51)に対向する上側移動面が下り方向へ走行し、前記製造装置(9)のフロントパネル(12)における前記ガイドレール(54,54)の配設位置より下方で開口する巻きおしぼり取出し口(12a)を形成し、前記無端ベルト(47)の上り勾配となっている下側移動面に対し所要の間隔を保持して、平板状ブラケット(53)を巻きおしぼり製造部(43)に配設すると共に、該ブラケット(53)の上り勾配側の終端部を、該製造部(43)を製造装置(9)に収納した際に前記取出し口(12a)に近接して臨むよう設定することにより、前記無端ベルト(47)と固定ベルト(51)との間でロール状の巻きを与えられたおしぼり(15a)を該取出し口(12a)へ放出し得るよう構成したことを特徴とする巻きおしぼり製造装置。
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