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実用新案の基礎知識 |
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実用新案権
実用新案権とは新しい技術(考案)のアイデアを独占できる権利です。一般に、実用新案と呼ばれているものです。
必ずしも技術的に高度ではない小発明(これを考案といいます。)を保護するために設けられたのが実用新案 制度ですので、特許の対象である発明ほどレベルが高くない技術も対象になります。
審査を経ずに実用新案権が発生しますので、実用新案権の有効性について、権利者にとっても第三者にとっても実に不明確なものになります。
そこで、権利の有効性について客観的な判断材料を提供する技術評価書を、特許庁に請求することができることにしました。権利行使時には、実用新案 技術評価書の提示が必要になります。
権利の存続期間は、出願から10年となります。
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