|
実用新案の基礎知識 |
|
実用新案制度
実用新案制度は、特許制度とは異なり、必ずしも技術的に高度とはいえない小発明(これを考案といいます。)を保護するために設けられた制度です。
日用品や玩具のような分野などで、ちょっとした工夫を加えただけでヒット商品になるような、特許の対象である発明ほどレベルが高くない技術も対象となります。
無審査制を導入しており、審査を経ずに権利が発生しますので、その有効性について、権利者にとっても第三者にとっても実に不明確なものになります。
そこで、有効性について客観的な判断材料を提供する技術評価書を、特許庁に請求することができることにしました。権利行使時には、実用新案技術評価書の提示が必要になります。
INDEX
|
|
|